ワークライフバランスの実現に一番必要なモノは何か? 当たり前過ぎるけど「休暇」だ。休みを取れない事にはバランスも何もあったもんじゃないからな。ってわけで今回は有給休暇の話。実はちょうど先週は金曜に有給を取ったんで現在3連休の最終日。ちなみにオンライン上で有給申請したのは木曜の16時(終業1時間半前)w。チームの責任者に自動的にメールが送られ、定時前にはApproval(承認)のメールが戻って来て1日早く週末に突入した。:)

ちなみにシンガポールの有給(annual leave)は15〜20日くらい。これにはurgent leave(緊急の有給)も含まれる。urgent leaveってのは(病気以外で)当日いきなり急用が入って、仕事に行けない場合に使うモノ。当日の朝にSMS(携帯メールのようなモノ)で連絡をすればオッケー。通常の有給はもちろん、例えurgent leaveでも理由が求められるなんて事はないよ。

また前職のクソ日系の追憶記になるけどw、あの会社では有給などを使って一時帰国する際には行動予定表wの提出を求められて、休みの日(午前/午後)の予定詳細や宿泊先、電話番号まで書かされた。まあ、俺の場合は「日本人現地採用者のみ1年目有給なし」ルールが適用されてたので、有給は使えずに、土日+祝日を利用して強行帰国したんだけど、あまりのプライベート侵害ぶりに呆れ果てて、全て適当に埋めて嘘の電話番号を書いてやった。「X月X日:連れと朝まで生桃鉄(ゲーム)」とでも正直に書いてやれば良かったなw。

実際に外国人の口から労働環境の話を直接聞くとリアルに響く

ちょっと話が逸れたけど、シンガポールの有給日数はこれでも世界的には少ない部類だと思う。ヨーロッパだと軒並み4ー6週間くらいあるしね。俺の職場で隣に座ってる女の子は以前オランダで働いていたんだけど、有給は最低24日だったらしい。オランダ人の彼氏の会社は40日だとかで、「シンガポールは有給少ないね〜」って話になった。

特に俺がいた(いる)オーストラリアやシンガポールは多民族国家なので、他国の人や現地人でも他の国で働いてた人とかも結構いるんだけど、やっぱ実際に海外での働き方を目の当たりにしたり、外国人の口から出身国の労働環境の話を直接聞くのは、ネットで有給日数のデータを見たりするよりも遥かにリアルに響く。と同時に日本の労働環境のクソっぷりを嫌というほど思い知らされる羽目になるわけだけど。How about Japan?ってたまに聞かれて、ここのブログで書いてるような事を説明した日には「有り得ない」って感じで目が点になってるからな。。。

有給はお飾りwじゃなくて、全部「気兼ねなく」消化出来る

ちなみに俺が働いてる職場(平均的なシンガポールの職場)では、以下のような休みがある。全てpaid leave(100%給料の出る休み)です。

■ Annual leave(年次有給)ー18日(今年の俺のケース)。毎年1日増える。上限は25日だったはず。
■ Sick leave(病欠給)ー14日(入院の場合ーhospitalization leave ーは60日まで)。このブログでも何度も書いて来たsick leave。病気の際はsick leaveを使って有給には手を付けない。なぜなら、有給は遊ぶためのモノだから。前職のクソ日系では日本人現地採用者はsick leaveがない事になってたんで、病気で休むと給料から天引きww。
■ Marriage leave(結婚休暇)ー5日。その名の通り、結婚した場合の特別有給。:)
■ Maternity leave(産休)ー16週間。wikipediaにて世界各国の産休日数が出てる。日本は14週間(給料は60%のみ)だとか。
■ Paternity leave(子供誕生時の父親休暇)ー3日。子供が産まれた直後にwifeの世話をするための有給。
■ Compassionate leave(弔事休暇)ー3日(家族が海外に住んでいる場合は5日)。
■ Child care leave(育児休暇)ー6日。7歳以下の子供がいる家庭が対象。父親、母親共に6日ずつ取れる。

他にも何かあったかもしれないけど、手元にStaff Handbookがない(オフィスに置いてある)ので全て網羅してるかは定かじゃない。あっ、もちろんこれらの有給はお飾りwじゃなくて、ちゃんと全部「気兼ねなく」消化出来ます。

有給を目一杯使って楽しいホリデーを過ごすことで、復帰後の仕事に打ち込める

ところで、以前このブログのエントリーでも取り上げた発言小町のトピで、日本人は働きすぎ?残業好き?、というのがあるんだけど、仕事に割く時間が多過ぎて「なぜ生きているのか空しくなる」と言う質問者(女性)が「日本人は働き過ぎというのは本当なのでしょうか? 海外でも、女性は育児などで辞めていく(やめていかざるを得ない)方が多いのでしょうか? 男性は家庭よりも仕事が優先の風潮なのでしょうか?」と問いかけている内容なんだけど、その中で激しく同意したコメントがあった。

在英ですが、休暇は充電でもあるんです。単に怠けてる時間ではありません。有給を目一杯使って楽しいホリデーを過ごすことで、復帰後の仕事に打ち込めるのです。定時退社も同じこと。夕方、家族や友人とくつろぐ時間をたっぷり持つことで、翌日もまた元気に働ける。プライベートが充実していないと、心身ともにパフォーマンスが落ちます。そしてそういう考え方が、上から下まで、社会全体に等しく共有されてる気がします。私も日本にいたときは、ネジをギリギリと巻けるところまで巻き上げて働くのが当然のように感じていました。でもこっちに来て、夫や友人、同僚たちの働き方、取引先の動き等々を日々観察しているうちに、仕事観が根本的に変わってしまいました。もう元に戻れそうにありません。

集中して勉強する時と休む時(遊ぶ時)の切り替え(バランス)

これは神聖な仕事様wを学校や受験勉強に置き換えてみるとわかりやすいかもしれない。終電wまで机に縛り付けられて10数時間もぶっ通しで勉強しっ放しじゃ集中力もモチベーションも続かないし、下手すりゃトチ狂って叫び出してしまうだろう。適度に休みながらじゃないと、頭に入るモノも入らないし、効率なんて望むべくもない。集中して勉強する時と休む時(遊ぶ時)の切り替え(バランス)が何よりも大事だってのは、ちょっとでも受験勉強をした事がある人なら誰でも同意するはずだ。

「集中して勉強する時と休む時(遊ぶ時)の切り替え(バランス)」の法則はもちろん仕事にだって当てはまる。上記の引用コメントにもあるように、海外ではしっかり仕事に打ち込んだらしっかり休暇を取って充電するのが当たり前。また、それがやる気wや、集中力の維持、労働効率や生産性のアップにも繋がっているのは間違いない。

「勉強と神聖な仕事様をいっしょにするな!」なんて社畜の罵りが聞こえてきそうだけど、基本同じだろ? 勉強でも仕事でも、効率や生産性、集中力やモチベーションを上げるために必要なのは体育会系バリバリの精神論でも根性論でもなく、ましてや栄養ドリンクやら点滴バーでもないww。しっかり働いた後はしっかり休暇を取ってリフレッシュするから、また気持ちを新たに頑張れるんだろ? 休まないのが美徳wとか言って効率、生産性ガン無視で精神論、根性論ありきの我慢大会を始めてる場合じゃないぞ、マジで。。。




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