さて、今回もいきなり本題に入ろうw。このブログの常連さんは知っている通り、現在俺はシンガポールの某海外外資で唯一の日本人として働いている。それ以前はオーストラリアのローカル系の会社でも働いていたんだけど、いつも笑ってしまうのが日本じゃ社会人失格、社会不適合者扱いのダメ人間だったこの俺が、海外の職場ではhardworkerと見なされている事実。

日本人の勤勉さを「日本以外で」発揮してしまうと神として崇められるw

日本人の勤勉さを「日本以外で」発揮してしまうと神として崇められるw、というと大袈裟だけど、かなりsuperな存在になってしまうってのは事実だと思う。何せ海外の職場ってのは日本の職場に比べると相当リラックスしてる。まあ、日本でこんなことを言うとすぐに「社会不適合者認定w」を受けてしまうんだろうけど、「仕事はあくまで生活の一部でしかない」。だからサビ残や休日出勤みたいな形で仕事がプライベートの時間に侵略して来たり、休みの日に仕事の電話が鳴ったり、家から仕事のメールに返事したりなんて事は地球がひっくり返っても有り得ない。

俺の職場も日本(日系)では考えられないような緩い空気が流れてる。少々の遅刻は当たり前。1時間のランチタイムも1時間半〜2時間近く帰って来ない。何せ俺と同僚が昼休みにジム行って1時間ほど汗流して帰って来てもほとんど誰もオフィスにいなかったりするしw。で、午後にはティータイムで休憩して、当然のごとく定時退社w。少しでも具合が悪ければsick leave(病欠給)を使ってしっかり休養を取り、有給はもちろん「遊びで」完全消化。まあ、基本的に自分の仕事さえきちんとこなせていれば誰からも何も言われない。

これが日本だったら始業時間やランチの時間を守って真面目に働いても「社会人wとして当たり前だろ?」で済む話。それどころか、定時で帰ると「仕事ナメてるだろ?」とか、休日出勤を断ると「社会人失格」なんて理不尽な非難を浴びせられるからな。それが海外に出ると、「日本人ならごく当たり前のモラル」を守って、8時間しっかり働いて帰るだけでアッと言う間にhardworker呼ばわりされたりするw。

クソ経営者からは「出来て当然」、客からは「してもらって当然」

ちなみに海外で言うところのhard-workingは労働時間の長さとはこれっぽちも関係ない。あくまで仕事への取り組み方や勤務態度から来るモノ。労働時間が長いヤツほど評価が高いなんて社畜的なバカげた価値観は通用しない。逆に、定時を過ぎても残って仕事してると「仕事が出来ないヤツ」って思われかねないので、定時30分後とかにオフィスの近くで人に会う予定があっても、ネットして時間潰したりしないで外に出るようにしてるよ、俺はw。

まあ、日本でhardworkerの称号を得るにはサビ残上等、休日返上で激務に励んで、自腹で点滴バーに通ってw、過労で倒れる寸前くらいまで行かないと社畜様には認めてもらえないからなw。海外で働いて気付いたのは、日本人の勤労ぶり、work ethic(働く姿勢、モラル)は世界でもトップクラスで間違いないって事。ただ、逆に日本ほど「勤労」が評価されない国ってのはないよ、マジで。日本で働いてる限り、勤労ぶりが正当に評価される事はないし、クソ経営者からは「出来て当然」、客からは「してもらって当然」って感じで感謝すらされない。いつも書いてる事だけど、真面目、勤勉、我慢強さといった日本人の美徳(とされるモノ)はクソ会社、クソ経営者の都合の良いように利用されるだけだ。

生産性の低さの一番の原因は、行き過ぎたお客様第一主義

じゃあ、何でこんなにsuperな日本人労働者が勢揃いしてるのに、日本では定時になっても仕事が終わらず、終電間際の電車が疲労困憊したリーマンで溢れてるのかって疑問が沸いて来る。まあ、一番の理由は、どんなに息つく暇なしで勤労に励もうが、絶対に定時までには終わらない量の仕事が課せられているからだろうなw。何せブラック会社なんて社員のサビ残、有給なしなどの法律違反が前提で経営が成り立ってるからな。。。クソ会社が搾れるだけ搾り取ってやろうとするから、負荷のレベルがハンパなくなってしまうw。仕事でウツ病になるまで追い込まれたり、過労自殺が頻発する国がどこにあるって言うんだ?

優秀な日本人労働者が揃っていても定時で仕事が終わらない理由は負荷が多過ぎるだけではない。例えば、このブログのコメント欄でも良く話題になる日本のホワイトカラーの生産性の低さ。これだけ勤勉な日本人労働者がバリバリ働いてても、連日定時退社で有給取りまくりの国よりも生産性が低いってのは相当だろ?

まあ、生産性の低さの一番の原因は、行き過ぎたお客様第一主義だろうな。無茶な納期を要求したり、好き勝手を言う客の要求を満たすために長時間労働が行われて、結局はリーマンが犠牲になっているからな。日本の場合、生産性や効率を無視してでも、客の満足度を優先してしまうので、サービスを提供する側の負担は増える一方。しかも客が過剰サービスを当然なものだと受け取ってしまってるので、調子こいて好き勝手言うヤツが多過ぎ。ちょっとでも応対が悪いと説教始めるようなバカな客がいるからなw。しかもどんな理不尽なクレームにも店員は一方的に謝るばかりだしww。

以下は、お客様第一主義がクソ労働環境を作る。という日記に寄せられたコメントの一部。俺の言いたい事を見事に代弁してくれているw。

みんなが便利さを求めると結局自分が働く側になったときも同じクオリティのサービスを提供するために一生懸命働かないとならなくなるわけです。サービスが悪いとクレームをつける客は働く立場になったら他の人に同じようにサービスを提供しないとならないわけです。かわいそうですね。

オーストラリアは確かに日本と比べたら不便なことがたくさんあります。でも、裏を返せばだからこそみんな一緒に休めるわけです。自分がサービスを提供する側になってもそこまで頑張らなくてもいいわけです。みんながそこまで求めないから。

つまり、便利さを求めると言うことは自分も働かなければならない以上は自分の首も絞めているということになるのではないかと思います。

だよな〜。「程々で満足する」って事を覚えたら、サービスを提供する側、受ける側の両方がhappyになって、クソ労働環境も自然と改善されるんだろうけど、それって日本人が日本人である限りは難しいのか?




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